Modified: 09 Jan, 2024 English Japanese

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 最新ニュース 


 2024年3月25日(月)-年3月26日(火)に以下のシンポジウムと報告会を一橋講堂にて開催します

● 3月25日(月) 13:00 - 16:45 @ 一橋講堂
  第3回データ駆動型社会における産学連携シンポジウム
  招待講演
  ○「次世代燃料電池開発と計測インフォマティクスへの期待」(仮)
    FC-Cubic 今井 英人
  ○「スペクトロイメージングとインフォマティクスを活用した材料診断革新」
    名古屋大学物質科学国際研究センター 唯 美津木

● 3月26日(火) 10:00 - 16:55 @ 一橋講堂
  JST CREST【情報計測】
  「データ駆動科学による高次元X線吸収計測の革新」最終報告会

  招待講演
  ○「現場をとらえるX線吸収分光法で見えてきた触媒反応」
    北海道大学 触媒科学研究所 朝倉 清高
  ○「スペクトラムイメージデータの持つ情報の「形」を可視化する:
   次元削減から次元拡張へ」
    名古屋大学 未来材料・システム研究所 武藤 俊介

プログラムと会場の詳細は、 このpdfファイル をご確認ください。 このpdfファイル をご持参いただき、一橋講堂に入館の際にはご提示ください。 多数の方々のご参加を、心よりお待ちしております。

 研究提案が、情報計測CRESTに採択されました。 2018年10月1日

科学技術振興機構(JST)戦略的想像研究推進事業: 「計測技術と高度情報処理の融合によるインテリジェント計測・解析手法の開発と応用」 (情報計測CREST)研究領域のCREST課題として
「データ駆動科学による高次元X線吸収計測の革新」が採択されました。
研究代表者: 赤井一郎
主たる共同研究者:
  妹尾 与志木, 公益財団法人佐賀県地域産業支援センター 九州シンクロトロン光研究センター
  水牧 仁一朗, 公益財団法人高輝度光科学研究センター利用研究促進部門主幹研究員
  青西 亨, 東京工業大学情報理工学院准教授


 院生・学生 / 大募集中 ! 

   熊大内外から、院生を大募集中です。 研究内容は、「  研究活動  」をご参照ください。
   興味のある方は、 赤井(E-mail) までお問合せ下さい。 研究室見学も随時承ります。


 フェムト秒分光・光物性 

   極低温下で、光学・分学的手法を用いて、物質の機能を担う 電子励起状態物性を解明する。

  • 機能 = 面白い物理現象
    光エネルギー伝達, 高密度励起子, 励起子が関わる光学非線形性
  • 物質
    光捕集性デンドリマー分子, 半導体ナノ量子細線, etc..
  • 光学・分光学的手法
    レーザー活用, 電子エネルギーの高精度測定
  • 極低温
    液体ヘリウムの活用。 電子系と相互作用する格子系の温度制御。


 電子状態を光で探る 

   自然界に存在する物質は、外から刺激を与えない限り、基底状態近傍で平衡状態にある。 しかし、平衡状態では物質の「機能」としての「物性」が発現しない。 極低温光物性研究室では、各種半導体、イオン結晶、有機分子などを対象に、 主に光を用いて、平衡状態を打ち破る電子励起状態を物質中に励起し、 その非平衡な電子励起状態が示す様々な物性を分光学的な 手法で研究している。 光を用いることで、

  1. 光で電子を直接制御(励起)できる
    光は電磁波であるから、電荷をもった電子に摂動として働き、基底状態の電子を より高い状態へ励起させることができる。電子が高い状態から基底状態に戻ると き光を出す。光で電子を制御できる。
  2. 分光技術で光の波長を6桁程度の精度で確定することは容易
    電気伝導などの手法では、これほど精度よくエネルギーを確定できない。 電子状態のエネルギーの分光学的測定は、極めて高精度の測定手段である。
  3. レーザー技術の活用
    レーザーは共振器中による発振現象で、高い可干渉性を持った光を出力する。 その結果、極めてスペクトル線幅の狭い単色光を取り出せる。また、ピコ秒 (10-12)〜フェムト秒(10-15)の光パルスを作り出す ことも出来る。

などの利点があり、非平衡な電子励起状態のエネルギー構造や ダイナミクスを精度良く解明することができる。

       熊本大学 産業ナノマテリアル研究所 材料インフォマティクス          〒860-8555 熊本市中央区黒髪2-39-1           E-mail :  E-mail