Modified: 23 Feb, 2021 English Japanese

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 研究室紹介

Center206a

206 / 衝撃・極限環境研究センター


 フェムト秒チタンサファイア再生増幅器・OPA

SpitFireTopas03
  • Empower (Spectra Physics)
      Intracavity-Doubled, Diode-Pumped Nd:YLF Laser Systems
  • Spitfire Pro (Spectra Physics)
      Ti:Sapphire Regenerative Amplifier Systems
  • TOPAS-C (Light Conversion)
      Traveling-Wave Optical Parametric Amplifier of White-Light Continuum
同設備は、フェムト秒モードロックチタンサファイアレーザーの出力光を種光として、 100フェムト秒以下のパルス幅で繰返し1 kHzの光を出力するレーザーである。 800 nmの光において平均出力1 W、ピークパワー10 GWである。また、240 nm 2400 nm の範囲で波長変換可能な光パラメトリック増幅レーザーも含む。電子励起状態の 非平衡状態観測の光源と使用できるとともに、非線形現象を引き起こす光源としても 使用できる。

 フェムト秒チタンサファイアレーザーシステム

Tsunami02
  • Millennia Pro-5sJ (Spectra Physics)
      Diode-Pumped, CW Visible Laser System
  • Tsunami (Spectra Physics)
      Mode-locked Ti:Sapphire Laser
同設備は、LD励起で100フェムト秒以下のパルス幅で、繰返し80 MHz、 波長約800 nmの光を出力し、平均出力は1 W、ピークパワー125 kWの パルスレーザーである。コヒーレントフォノン計測の光源や、 電子励起状態の非平衡状態観測の光源と使用できる。

 ナノ秒パルスNd:YAG, MOPOレーザーシステム

YAGMOPO02
  • Quanta-Ray PRO-Series (Spectra Physics)
      Pulsed Nd:YAG Lasers
  • Quanta-Ray MOPO-HF, MOPO FDO-970 (Spectra Physics)
      Optical Parametric Oscillator, Frequency Doubler Option
同設備は、ナノ秒パルスYAGレーザーと光パラメトリック発振レーザーから構成され、 パルス幅10ナノ秒で、繰返しは10 Hzである。355 nmの出力は450 mJ/パルスの 高出力で、220 nm 1700 nmの範囲で波長可変である。出力光パルスのスペクトル 幅は0.1cm-1と極めて狭線幅である。電子励起状態の非平衡状態観測の光源と 使用できるとともに、非線形現象を引き起こす光源としても使用できる。

 ナノ秒パルスNd:YAGレーザーシステム

  • Nd:YAG Compact Laser 5011 D.BS 10C (B.M.Industries)
      Q-switch operation (1064nm, 532nm)
  • Harmonic Assembly YHG-34 N 024 (LOTIS TII)
      266nm, 355nm
  • Tunable Laser LT-2211 (LOTIS TII)
      Nanosecond Ti:Sapphire Laser + SHG
      Tunning Range FF: 690-1000nm, SH: 345-500nm

 分光器

  • U1000 (JOBIN YVON)

 クライオスタット

  • Microstat He (OXFORD Instruments)

 その他

microPL02
  • 顕微発光分光システム
同設備は、絶対温度2 K 室温の任意の温度において、1 μmの空間分解能で 発光スペクトル分光が可能なシステムで、励起波長は532 nmと405 nmが 選択可能である。電子励起状態の非平衡伝播現象の観測や、半導体微細構造の 分光、単一分子発光分光などが行える。
LTAbs01
  • 極低温吸収分光システム
同設備は、絶対温度2 K 室温の任意の温度において、吸収・透過スペクトル 分光が紫外から近赤外の範囲で可能なシステムである。基本的な試料評価など が行える。共通機器として使用可能である。

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